神奈川県横浜市F邸の庭
木製の門柱や銅製のライトや表札
植物と構造物の組み合わせで魅力的に見せる
構造物は手作りでぬくもりのあるものを
Fさまからは、家の施工前に庭の相談を受けました。いいエクステリアを実現するためには、家と同時に庭のプランを進めることも大切です。塀やフェンス、門柱などの構造物と植栽計画を同時にすることで、植栽以外の素材を使う場所をしぼるなどさまざまな提案ができます。
F邸では、門柱にイペを使用。表札は、銅版に文字を溶接したもので、ライトも同じく銅製で揃えました。イペの門柱は、既製品のシステム門柱にはない手作りのぬくもりが感じられる仕上がりです。
植栽スペースは、御影石のピンコロを積み、玄関前の階段やポーチには御影石の平板を乱貼りに。植栽スペースには、モミジ、ヤマボウシなどの落葉樹にソヨゴなどの常緑樹で一年を通じて緑があるように考慮して植えています。木は小さく買って育てれば、初期投資をおさえることができ、時間をかけて成長していく過程も楽しめます。小スペースですが、手間をかけて作りこんだ良さが伝わる庭になりました。